あー、泣けてきます。
スペインの初優勝で幕を閉じた2010 FIFA World Cup South Africa大会。
EUROの時より面子も確実に良くなってはいたものの、初戦を落としたり、トーレスの不調だったりと不安材料があり、更にはドイツ戦までパスサッカーが攻撃に活きてこなかったので、優勝するとはまさかの展開。
ドイツ戦で一転して本来の華麗なパスワークでドイツを圧倒し、このまま行くかと思いきや決勝ではオランダ相手にかなり拮抗した試合展開。
個人的にはいつもスペインの応援をしているものの、さすがにこの試合は過去の実績やら、スナイデル、ロッベンの運の良さげ具合にオランダに分があるんでないかと終始ヒヤヒヤしながら見ていた訳で。
終盤のオランダのコーナーがゴールキックに代わってしまい、その直後の先制弾のあたりの、今大会でも特に話題の微妙なジャッジで試合終了後にやや後味悪い雰囲気にもなりましたが、考えてみれば前半のシャビ・アロンソに対するデ ・ヨングの胸キックは完全にレッドだったので、文句は言えないかと。全体的にややダーティなプレーが多かったのも否めない感はあるし。
しかし、イニエスタはCLとかでも大事なとこで決めてくれます。
延長で見てる方も疲れて、PKで決着な雰囲気もあったところで、あのビシッとしたゴールには痺れました。
泣き出しちゃったカシージャスにもらい泣きしつつ、試合終了。
カシージャスとビクトール・バルデスが抱き合っているあたりに完全にスペインの新時代を実感する。と云うかほぼバルサなんですが。
セルヒオ・ラモスの着ていたプエルタ(多分)のTシャツも泣けてくる。
しかし、綺麗なパスワークから崩して行くサッカーが席巻していく様を見るのは、いちサッカーファンとして嬉しい限りである。
しかも、スペインは多くの場面で結構耐えてた印象もあるし、今大会全体の印象としても日本を含めて我慢できるチームが結構イケてたのではないかと。
我慢しつつ、ダーティなプレーに走らない。そう考えるとブラジルなんかは魅力に欠けていた様な。聖者のカカが今大会ダミアンに見えたのは自分だけじゃない筈。
それにしてもパスサッカー封じとして、’09-’10のCL ファイナルのインテル vs バルサの時のモウリーニョの戦術で、うまく守ってカウンターで攻略って事で、今大会のドイツなんかは冴えてた気もしたのだが、結局やられちゃったドイツはなんもできなかったし、オランダも徹底的に守るってよりは中途半端にボールを持っちゃったので、ディフェンスに人数が足らなくなり、カード量産って云う図式が素人目には映るのである。
バルサみたいななかなかボールが奪えず上手過ぎるパスワークにはじっくり耐える事がいかにできるかみたいなところが重要なのではないかと。
しかし、終わってみればどちらが勝ってもおかしくはない展開ではあった。
そんなかんなであっと云う間に過ぎてしまった一ヶ月間。
ブブゼラの音が聞けない日々に戻るとなるといささか寂しいものがある。
4年後の放映権がどうなる事やら、日本はもうちょい上手くなって欲しいやら、そんな思いを馳せつつ寝ようかと思うも、暑くて眠れないのでブログを書き綴っている次第。
楽しい一ヶ月間であった。













