BLANK MUSEUM – Kenneth Anger / LUCIFER NIGHT

原美術館で行われた、
“BLANK MUSEUM – Kenneth Anger / LUCIFER NIGHT”
に行ってきました。

予想以上に素敵な催し物で感無量でした。

原美術館の休館日に行われるクロス・カルチャーイベントとの事で、
1日目のケネス・アンガーの映像、灰野敬二+ジム・オルークのライブを目当てに行った訳ですが、なんだかもうすべてが良かったです。
まずは定時よりケネス・アンガーの映像を2Fの部屋にて順番に見る。
恥ずかしながら初見な上、予備知識なしで興味だけでやってきた訳ですが、なんともリンチっぽいなと思ったら、思いっきり影響を与えてた様です。
50′sっぽいのやら色の使い方やら、短編ながら非常に濃過ぎでした。
『快楽殿の創造』はかなりサイケでやばかったです。
時間の都合上、全作品を見られなかったのが非常に残念ではある。

19時頃より、原美術館の中庭でのライブ。
館内から外へ出ると、中庭中央に置かれたミラーボール(半円)が赤と青に照らされており、中庭中を素敵に演出。大音量の蝉の音もあり、まるでどっかのフェスにでも来たよう。気持ちよくなって空を見上げると、思いっきり高層マンションが視界に入り、東京のど真ん中にいるのにフェスっぽい雰囲気がなんとも不思議。
虫除けのスプレーやら座る用のビニールをの貸し出しなど心配りがまた
素晴らしい。なかなかこんなに親切なイベントにはお目にかかれない気がする。
で、灰野敬二+ジム・オルークのライブ。
さすがに住宅街って事もあって灰野さんのギターは封印されていた様です。
かわりに多分、ハーディ・ガーディと思われる持続音といつもの歌。
ギターと小物であれこれ音を出す、ジム・オルークは引き出しの多さを再認識。
スゴイ。
なんだかとってもフォーキーなドローンと心地よい夜風とで幸せな気分になりました。やはり空間と云うものはとても大事なのだと思い知らされてしまった。ネット空間では得られないものが現実世界にはある。パソコンばっかり頼りにするの気を付けよーと思いました。

こんなイベントがもっとあれば良いのにと思う今日この頃。

で、映像と云えば、去る8月24日に今敏監督が亡くなったそうです。
享年46歳だそうです。早過ぎです。 勿体なさ過ぎです。
ご冥福をお祈りします。

今敏の遺書
http://hamusoku.com/archives/3521996.html

号泣。

ジョジョはお好き?

ジョジョの奇妙な冒険』と云う漫画がある。

人を吸血鬼に変えてしまう”石仮面”をめぐり、英国名門貴族のジョナサン・ジョースター
及びその末裔達とジョースター家に養子として入りながらも石仮面を被り吸血鬼と化し
不老不死となったディオとの戦いを描く物語である。

もはや説明がいらないくらい知名度が高い今作ではあるが、少年ジャンプの初連載
当時に小学生だった自分としては、やたらに絵がグロテスクでなんだか『北斗の拳』
みたいのが始まったぞと感じ、いささか抵抗を覚えたのであるが、毎週読み進めている
間にいつのまにか虜になってしまったものである。

先ずは、これはもう擬音の宝庫と云うしかないであろう擬音の数々。
ほとんどのコマにこれでもかと云うくらいの擬音。中には訳分からんのもある。
それから吸血鬼と化したディオが発する、
"UURRREEEEEYYYY!"とか
"無駄無駄無駄無駄ァッ!"
とかよくまねしたものである。
考えてみると、いまでこそメールの文章で小さい”ァ”とか”ッ”とか当時はあまりなかった
んでないかと云う気もする。
それ故にやたらに勢いを感じるのであろう。

それから物語の中でかなり頻繁にでる、やたらに強烈なポージングとか体の
動きとかも、かなり目を引かれる。
ジョジョ愛好家のみなさんの中では”ジョジョ体操”なんてものもあるらしい。

物語自体もかなり魅力的であり、第2部、第3部とその子孫達とディオとの因縁も
面白い。

で、なんで今ジョジョなのかと云うと、YouTubeを眺めていたらアニメの
ジョジョやら前述の”ジョジョ体操”を見て突然に読みたくなったのである。
が、しかし、以前集めていた単行本はとっくの昔にBOOK OFFに売り払って
しまい、仕方がないので機会がある度に購入している次第。

ようやく単行本の17巻、第3部が終わったところまでは読み終える。
昔読んでいた時もここまでしか読んでいなかったので、第4部以降を読むかは
思案中である。

しかし、人間ってものはとかく自分の好きなものを他人にすすめたがるものである。
その昔、相方さんが知人にオススメされて単行本を貸りたらしいのだが、その時は
読まずに返却したとの事。何故と問いかけると絵がなんだかテラテラしているとか、
何を描いているのは分からない等々、散々な言われ様。
しかし、読まず嫌い食わず嫌いは良くありません。と云う事で半ば無理矢理に
現在読ませております。嫌いなものは嫌いって結果になりそーな気はしますが。

そんな今日この頃。

ジョジョの奇妙な冒険

妄想代理人

激しく後追いしまくっている訳ですが、最近このアニメに夢中です。
"パーフェクトブルー"、"パプリカ"等の監督で知られる今敏監督の2004年の作品。
WOWOWにてオンエアされていたみたいです。

Paranoia Agent

それにしても、なんとまーサイコな事。このところあれこれとアニメ尽くしだったので、
結構免疫できたかと思いきや、第1話のオープニングで圧倒されました。
悲惨な背景と裏腹にケタケタ笑っている登場人物が次々と描かれ、
この物語の連続通り魔犯”少年バット”の背景だけが鮮やかな草原で描かれる。
曲もアニメの主題歌っぽくない何やらやたらオリエンタルな雰囲気で、
とってもEnigmaを彷彿とさせる。
今まで全くのノーマークだったのですが、今敏監督作品で色々手がけておられる
平沢進さんと云う方が担当している模様。
この人の経歴を調べてみたんですが、なんでも’70年代にマンドレイクと云うプログレバンドを
経て、P-MODELなるテクノポップバンドに在籍していたそーな。
そこらへんに詳しい人なら知ってて当然くらいの人なんでしょうね、きっと。
一風変わった楽曲なのもうなづける気はするのだ。

いやはや、しかしまだ13話中の10話目くらいの段階ではあるが、精神的にまいっている
登場人物たちを"少年バット"がひたすら襲い続けている。関連性があるのかないのか、
次々と登場人物たちがドラマチックに繋がってきており、今まさに観ていて楽しい盛りである。
最後がどうなるのかまったく予測不能である。
各話のエピソードタイトルの出し方なんかも趣向が凝らしてあって毎回楽しみである。
細かく作りこんでいると云う印象がとても強いのだ。
エンドロールを黒地で済まさない映画監督の様な熱意を感じる。
つめの垢を煎じて飲みたいくらいである。

まだ全部見終わった訳ではないけれど、世の中面白いものがたくさんあるなぁと
しみじみ思う今日この頃である。

ライト・[イン]サイト -拡張する光、変容する知覚

今年の風邪はたちが悪い様で、この2週間はぐったり気味でした。
最初は早くも花粉症か? などと思っていたら、ある日に急に喉が痛くなり
翌日はもう立ち上がれない有様で散々でした。
相変わらず鼻水が止まらない今日この頃ですが、なんとか落ち着いた様で
一安心。

で、風邪のせいで延期に次ぐ延期になっていた、
「ライト・[イン]サイト -拡張する光、変容する知覚」展
にようやく行ってくる。

Light in Sight

もうタイトルだけでも気になって仕方なかったのですが、実際に
見てみると予想以上に面白かった。
ストロボで自分の影が壁に焼き付けられるやつとか、目の網膜に光を当てて
文字の残像を残すやつとかが特に印象的でした。
あとアンソニー・マッコールって人の作品で、微細なミストに円錐状の光を
プロジェクターで投影して、光の中に入り込んだ様な錯覚になるもの。
うねうねしてて、それはそれは幻想的でした。

Light in Sight 02

結構色々と見て¥500は安いなぁと感じる。
NTTのインターコミュニケーション・センター常設?の作品群も
楽しい。土曜に行ったので、人が多かったのが少々残念であった。

それから最近、ついにと云うか攻殻機動隊にハマっとります。
リアルタイムではエヴァンゲリオンと共に、完全に敬遠していたのですが、
何年か前にエヴァンゲリオン見てから、この手のものに対しての免疫が
できたのか、晴れて鑑賞させていただく事に。

劇場版”GHOST IN THE SHELL“と”イノセンス“を見た後、
TVシリーズの”攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX“を見終わったところ。
かなり面白い。色んな映画のオマージュ的なものも多い気もするけれども、
笑い男の話なんかはよくできてますね。なんでもっと早くに見とかなかったの
だろうと思ったりする。
草薙素子のコスチュームだけは未だに???な感じではあるけれど。

The Laughing Man

そんな今日この頃。

ケーキーズ

もう放送は終わっちゃったみたいですが、
久々に面白作品に出会いました。

スウィートな仁義なきパロディ。
全12話、YouTubeで観れました。
むぅぅ、新しい。

男・ピーター

11月の終わり頃から『小公女セーラ』にハマってます。
かつての我が家の日曜19時半からの枠というと父親の趣味か
よく分からんのですがもっぱら『ヒントでピント』を見ておりました。
女兄弟もいないせいか全くのノーマークだったのですが、この度
相方さんの熱烈なリクエストによりDVDにて鑑賞中。

いやはや、食わず嫌いは良くないです。キン肉マン世代としては
裏でしみったれたアニメが放送しているくらいにしか思ってなかった
のですが、なんとも面白い。
よくもまぁ、これだけのイジメを思いつくなと言わんばかりの集中攻撃。
今じゃ放送禁止なるんじゃないのという程の問題作。
リアルタイムで見ておきたかった感じもするけれども、子供の時には
この悲惨さは理解できなかったのであろうと思ったりする。
それにしてもピーターって甲斐性ありまくりで頭が下がります。

で、『セーラ』におけるレンタル屋通いも大詰めで、残すところあと
3巻となり、昨晩レンタル屋の帰りの道中1時頃に凄い光景に遭遇。

Moon

分かりづらい感じはするのだが、上記写真の如く月の光の熱と大気温度の
差か何かで、雲が輪型にくり抜かれていた。時間の経過と共に徐々に
くり抜かれた部分に雲がかかってきて消えてしまったので、30分くらい
だったろうか。生きている間にあと何回こんな光景に出会えたりするのか
と考えてみたりする。

で、で、アニメ繋がりって事でこんなの見つけました。

スペイン語ヴァージョンみたいですね、フランスギャルかと思った。
この頃のアニソンはレベルが高い。そんな今日この頃。

それから、告知していたライブですが、色々ありまして頓挫しました。
来年中にはやろーと思います。

めぞん一刻とタッチ

最近、TVにて実写版の『めぞん一刻』を放送する、した? 様で。
なんとなく『めぞん一刻 (小学館文庫)』を引っぱり出してみる。
いやはや、久々に漫画で泣きました。
小学生高学年のくらいの頃であったであろうか、スピリッツにて連載していた
この作品は私にはいささか大人過ぎたのであるが、今時分に読んでみると
やたらと胸に響きます。
ひとえに結婚適齢期を迎えているせいとも思われるが、五代君のプレッシャーが
手に取る様に分かる。
そう云うのが分かる歳になったのだと思う事もやや寂しい。

それにしても音無響子さん、かつてはとっても魅力的に映ったものですが、
この歳になってみると面倒くさそうってのが先行する。
実際にはこんなひとはいないと思うけれども、いたら本当に困ってしまう。
面倒な事とか細かい事とかが段々とどうでもよくなってきているのだ、
仕方のない事と思ってしまう事が波風立てない方法として、近頃それに甘んじて
いる。そればっかも良くないとは思うけれど。
そんな訳でこの作品のキャラで好みとしては、六本木朱美さん、この人に尽きる。

そして同じ紙袋にしまわれていた『タッチ―完全版』もついでに読んでみる。
こちらは、なんとも健気な南ちゃんにいい歳して胸キュンでした。
気配りの連続、当然好きだからなのでしょうが、良いなぁと思ってしまう。

そう言えばタッチの続編をかつて観たと思うのだが、タッちゃんがメジャーに
行くと云うすごい内容だった気がする。南ちゃんはカメラマンかなにか。
甲子園までで良い気がする、この作品は。

’80年代の漫画は熱い。
そんな今日この頃。

アニメの源氏物語

一昨日くらいの事。
突然、アニメの『源氏物語』が観たくなる。
小学生の時に観たと思うのだが、覚えているのは
雰囲気だけで、監督とかがまったく思い出せない。
ネットで探してみたところ、すんなり発見。
’87年、監督 : 杉井ギサブロー、音楽 : 細野晴臣と
気になって当たり前なのだ、なにせ
アニメの『銀河鉄道の夜』と
似た様なスタッフで、こちらはとても好きなのだ。
何故、猫。って感じだが。
両方とも初めて観たのは小学校の頃なのだが、
あの独特な雰囲気に魅せられていたのだとも思う。
だから、年数が経っても思い出した様に気になるのね。
DVD化されていない様で残念である。